Nicotto Town


うろんころんの雑記帳


お月見1100年


今日は旧暦9月13日、十三夜のお月見の日です。
今からちょうど1100年前のこの日、
宮中では、月を愛でながら詩歌管弦を楽しみ、
酒を酌み交わしていたのですね。


旧暦8月15日の十五夜は、仲秋の名月として有名。
でも、もともと中国のお月見の風習が日本に渡ってきたもの。
それに比べると十三夜は、名月と言われながら地味。
満月じゃないから?

お花屋さんに行ったけど、ススキも七草もありませんでした。
スーパーに月見団子がありませんでした。
栗や豆、芋をつかったお菓子もない。

十三夜の観月会は1100年続く、
由緒正しい日本独自の風習なんですよ!
外来勢力に駆逐されるのは、動植物だけではなさそう。

ハロウィーンもいいけど、
10月の前半は、ちょっと欠けた月を愛でる日本独特の感性と
風習にも目を向けてほしいなぁ。




ここから先は、年取って記憶が定かでなくなる前に
自分の記録として残すので、無視してくださいね。
あっ、私の記憶違いを見つけて教えて下さるのは大歓迎ですよ^^

十三夜のお月見についての記録は、平安時代、
三十六歌仙の一人が書いた家集「躬恒集」に残る。
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね 859-925)
「清涼殿の南のつまに御清水流れ出でたり、この前栽にささら川あり、
延喜十九年九月十三日に月の宴せしめ給ふ」から。

延喜十九年は西暦919年。今から1100年前。
延喜19年9月13日に醍醐天皇が宮中で月見の宴を催したことが
わかる。これ以前にもあったのかわからないが、記録としてはこれが最初。

江戸時代には、収穫時期となることから収穫祭の意味合いも付加。
芋名月、豆名月との異名もある。
8月の十五夜のあとの名月ということで、
「後の月」(のちのつき)ともいう。

木曾の痩せも まだ なほらぬに 後の月  松尾芭蕉
後の月 つくねんとして 庵にあり  正岡子規






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