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いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文

いだてん~東京オリムピック噺~ 第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」
NHK 日曜夜8時~
▼一種目も失うな
今回はロサンゼルスオリンピックの後半から、日本人選手団が帰国したところまでが描かれました。
前回の大横田の思わぬ不振の銅で、「一種目も失うな」というスローガンは崩れてしまいますが、
女子200m平泳ぎの決勝に出場した前畑秀子が、銀メダルという想定外の快挙に
再び日本チームは沸き立ちます。
銅と銀、どちらとも金ではないし、あまり差はないと思うのですが、
期待された挙句の銅と、期待されずに取れた銀では、こうも違うものなんですね。
その後も日本チームの快挙は続き、微妙と思われていた背泳ぎでは金銀銅を独占、
200m平泳ぎでは、期待を一身に受けながらも前夜眠れなかった小池を
ベテラン鶴田が制し、鶴田・小池で金と銀を獲得。
結局男子は大横田の自由形以外で金メダルを独占という、「一種目も失うな」という
スローガンは伊達ではないと思わせる、芳しい結果となりました。
占いババアの占いとはまったく逆の結果となったわけですねw
現在オリンピック等の競技では、ほとんど室内プールですが、
このロケはどこで行われたのかは知りませんが、とてもきれいな屋外プールで、
上空や水中からの凝ったアングルの撮影が、選手たちの動きを活き活きと見せていましたね。
泳いでいるのは俳優たちですので、選手ほどは速くないと思いますが、それでも迫力を感じたのは、
実際の競技とは違う見せ方をできる、ドラマならではの効果なのでしょう。

▼ジャパニーズアメリカン
すべての競技が終わった後、嘉納の気まぐれでエキシビジョンとして、プールで日本選手たちが
日本の古式泳法を見せることになり、競技ではないので田畑も駆り出されますw
子供の頃に止められてから泳いでなかった田畑ですが、まったく泳げないわけでもなく、
そうかといって言われていたようにとても美しい泳ぎ方というわけでもなく、
ごく普通に泳ぐというつまらない展開となりましたw
まぁリアルはこんなものですよね。
そして惜しみながら選手村を出て港に向かう途上、田畑たちを乗せたバスは日系人に取り囲まれます。
彼らは口々に選手たちに礼を言い、初めて日本人であることを誇りに思ったと言います。
あのミスキューカンバーもアイアムジャパニーズアメリカン!と叫んでいました。
実に感動的なシーンだったのですが、最後にこういうところには慣れっこの嘉納が登場、
いいところを全部持ってってしまった上、東京オリンピックが開かれることになったら
皆さんを招待するなどととんでもないことを言い出し、何やらいつもの感じになってしまいますw
なんだろう、ここの嘉納いらなかったですよねw
ただこのシーンはナショナリズムの高揚を肯定的に描いており、
今後このナショナリズムが日本を、そして世界を悪い方に悪い方に導くことになると思うと、
少し空恐ろしさを感じるシーンでもありました。
スポーツと政治は関係ないはず、関係あってはならないはずなのですが、
スポーツを見る人も、政治に参加する人も同一人物であり、感じる心は同じです。
それを分けろという方に無理があり、実際為政者に利用されることもあります。
国際大会で不振に終わって、自国民に殺された選手もいましたよね。
スポーツなど他人事くらいに思って見る方が、気も楽だし精神的に健全だと私は思います。

▼田畑の品格
帰国後出社し、オリンピック記事の原稿を見た田畑は、
大横田に金を取らせてやれなかったことをとても後悔します。
確かに試合前夜、松澤に内緒で牛鍋を食べさせなければ、あそこまで悪化しなかったかも
しれないとは思いますが、体調不良を隠していた大横田にも非はありますし、
一概に田畑だけの責任ではないと思いますけどね。
それを聞いていた酒井菊枝は、一種目だけ落としたのは、田畑の品格だと言います。
今までずっと菊枝はしゃべっていなかったので、多分これが初セリフだと思いますw
それを聞いて田畑が最初に発したのは「変な声!」w
脊髄反射でしゃべる男にしても、失礼にもほどがあるわw
全種目金をとってしまったら、それ以上の目標はなくなってしまう、というのが
「品格」の意味なのだそうですが、よくわかりませんw
今はもっと競技が増えて、さすがに一国で金メダル独占というのは非現実的ですよね。
田畑はその品格という言葉が気に入り、早速他の社員たちに向かって使ってましたw
次回、やっとというかなんというか、田畑はこの菊枝と結婚します。
田畑の妻がこんな無口な女性というのは、実に対照的で、夫婦って面白いなと思いますね。

▼独裁者
これもチャップリンの映画のタイトルでしょう。
チャップリンの映画のタイトルが使われるのは、前回の黄金狂時代に続き、2回目です。
恐らく台頭してきたファシズムやナチズムのことだと思うのですが、
これが意外な形で嘉納らが目指すオリンピックの日本開催に関わってくるという話になると思います。

アバター
2019/08/22 16:59
易者美人w
西洋の文化だろうからあったかもしれないね。
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アバター
2019/08/22 10:06
エキシビションがよかった~!
この時代にエキシビションがあったのかは分からんけど。
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