昨日は机を解体した。
結婚の時に自分のスペースが欲しいと思い、買った、普段は天板を引き上げておくタイプのやつだ。
上の子が小学校に行く時に彼にあげたのだが遊んでいるうち天板がはがれてしまい、チビの遊び用机になっていたのだが、狭くて勉強には使えないということで新品を買うことになった。
気に入っていたのに粗大ごみか、と玄関近くに移動した机を見ていて、ふと思った。
この引き出しの部分、うまく切り出せばパソコンを置いている小テーブルの下に置くのにちょうどいい大きさなんじゃないだろうか。
そういう引き出しっぽいものが欲しくて1年くらいリサイクルなどを探していたのだが、今までいいものにめぐり合えていなかったのだ。

机の裏から調べると、下3段は一緒に切り出せそうな感じ。
大きさをメジャーで測ると、これがどんぴしゃなのである。
とにかく切り出して、切り口を紙やすりでこすったらどうだろう。
テーブルの下に置くものだから、天井の色が違っても構わないわけだし。

と言うわけでマンションの中庭にブルーシートを敷いてギーコギーコが始まったのである。
通りがかりの住人方にはちょっとびっくりする人もいるが、今までもダブルベッドを粗大ごみに出すのが面倒で蹴り技でゴミ袋サイズに割ったり、壁の大穴を修繕するためにベニヤ板をギーコギーコしている私を見慣れているので「今日はそれなの？」と笑って見逃してくれる。
「また粗大ごみが面倒で解体しているのね」と思われているらしい。
「うるさくてすみませんね」と先にこちらから話しかければ、うるさ型のおばちゃんもなんとなく許してくれるものだ。
子供らも「のこぎりやってみたい」と大張り切りで、目を離すと引き出し部分を傷つけたり大変だったが、何とか2時間ほどで作業完了。
最後にきれいに掃除して獲物を家に持ち帰り、テーブル下にセット。
色も合っていて、欲目もあろうが最初からこのためにあったみたいに見える。
引き出しだけでも手元に残せて、嬉しい。