NHK太宰治作品集
NHKドラマ、太宰治作品集はよくできています。
いい作品だと、そう思います。
一昔前、NHKはこういった作品の制作に熱心だったけれど、
いつしかバラエティに重心が移ってしまったらしく、
でも、私は、バラエティのもったいぶった展開が大嫌いなので、
スイッチをいれても、ぼんやりブラウン管を眺めるばかり。
ああ、でも、久しぶりに、
いい作品を見た!
それをこの日の内に、
どこかに、確かに、書き残しておきたい。
そう思ってのブログでした。
もう寝ます。
太宰治風の文体で書いてみました。
安寿
2010/09/29 20:49:26
私も「ろまん灯籠」、好きです。
NHKの太宰治短編集は、
単なるドラマ化ではなく、
物語のシチュエーションを再解釈し直して、
太宰作品を表現しているところです。
例えば、この前の「走れメロス」は、
忠臣蔵の「松の廊下」に置き換えていました。
「駆け込み訴え」は、
キリストとユダの関係を、
女子高生の間の、憧れと嫉妬に置き換えていました。
そういう作品の解釈と、
原作を読んでなくても、
原作から切り離されても
独自の映像作品として成立させるべく、
新たな挑戦をしているところが、
好きです。
いい作品です。
沖野
2010/09/28 00:18:14
最後の数行は特に太宰風な感じですね^^
太宰治の作品はなんでも好きですが、特に5人のきょうだいが小説を連作していく短編
「ろまん燈籠」や「愛と美について」がおもしろくて好きです。
太宰治を友人にすすめるときは、そういう明るい話をすすめてました(笑)
NHKドラマは観ていませんでしたが、安寿さんは楽しまれたようでよかったですね。
おやすみなさい。