仲の良い友達
『仲の良い友達』というの、学生時代にはあった。
今でも仲の良い人ならたくさんいる。
けれど「友達」と紹介したくなる人というと、ちょっと思いつかない。
仲がよくて頻繁に会い、世間話だの深刻な話だのを打ち明けられるような人は何人かいる。
けれどそれは子供を通じた人であったり仕事仲間だったり、つまりレッテルつきの友人であり、私にとって『友人』と『友達』はなんかニュアンスが異なるのだ。
『仲の良い友達』と言われてすぐ思い出すのは、高校時代のあの人とあの人。
お互いに特別いい人間じゃない、悔しいことも一杯あったし嫌な思いもした、けれどそれ以上に一緒にいるとわくわくしたりほんわりしてあきなかった。
遠方に住んでいることもあり、メールする間柄ではないので現在の交流は年賀状と、気が向いたら誕生日の近辺に電話するくらい。
彼女とはメールじゃなく、声を聞いたり会ったりしないといけないのだ。
機会がなくてもう10年以上会ってないけど。
もう一人の友達は、旅先で会ったIさん。
ポルトガルでほんの2,3日行動を共にしただけの人なのに、結婚式に呼び、イギリスと日本に分かれて住む今でも彼女が日本に来るたび会い、クリスマスには必ず子供にアドベントチョコが送られてくる。
こうして考えると、私にとって『友達』というのは利害があってはいけないのだ。
もちろん学生時代にもそれなりの利害関係はあったけど、たとえば宿題を写させてもらっ
た^^;人のことはとんと思い出せない。
覚えているのは一緒に必死に写していた友達の横顔だ。
glycogen
2010/11/20 05:42:17
ismeさん
この場合、珍しいじゃなくて、貴重かな:‐)
大人は大人で本当に楽しいけど、学生時代の友人だけはその時しか作れない宝だなと思います。
私が学生の時はメールはなかったけどね:-P
isme
2010/11/20 01:23:23
学生時代にできた友たちは一番珍しいね。
(今また学生のため =P)
メールも会うときも楽しい!
glycogen
2010/11/19 22:43:56
ジョバンニさん
仲のいい人なら今でもたくさんいますが、狭い付き合いだと誰がどこでつながっているかわかったものではないのでうかつなことを話せない、という思いがいつも頭のどこかにあります。
特に今、地域密着型の仕事をしていてやたらに知り合いが多いので、以前より言動に気をつけるようになりました。
人に言わせるとまったく自由に生きているように見えるらしいですが^^;
ジョバンニ
2010/11/19 21:09:53
「友情は特段しがらみのないものである」という認識にちかいのでしょうか。
でもしがらみはあっても友情は成立するものだとは思いますが、しがらみがあることによって一線はひいてしまうという趣はあるのかもしれませんね。