ええ～、
「悪友」の悪しき影響で、　　　　　　　（君のことだよ、○○君）
最近、深夜アニメの「Gosick」なんぞを
見たりしているわけです。

この主人公がヴィクトリカと言いまして、
膨大な蔵書を誇る図書館の最上階に半ば幽閉されて暮らし、
天才的に頭が切れる少女なのですが、
同時に横柄で、わがままで、現実生活の事となるとからっきしダメ。

この少女は、
しばしの間、幽閉を解かれて、
旅行に出かけることがあるのですが、
現実感覚が欠けている代わりに、
論理的推論ばかりが発達しているために、
その旅行の荷物たるや大変な量になってしまう。

「なんでこんなものが必要なの！」
と言われつつも、
彼女にしてみれば、
論理的思考によって導き出された、
「この旅行に必要欠くべからざるもの」
なのです。

…さて、なんで、そんな話を始めたのかと言えば、
現在の私がそうなわけで、
知らない土地で１ヶ月過ごすために何が必要なのか、
推論は果てしなく膨らみつつも、
果たして本当にそれが必要なのか、
実態が伴わない。

本だけでも、
教科書とノートと辞書と旅行ガイドブック３冊と、
その地での紀行エッセイと、
それに小説も読もうかな、
ミラン・クンデラ、フランツ・カフカ、ジョージ・オーウェル、夏目漱石、倉橋由美子…
何にしようかな…、
面倒だから全部持っていてしまおうかな。　　☆＼(ｰｰﾒ

そんなこんなで荷物をまとめてみると、

…重たくて、持ち上がらない…。

明後日が出発日だというのに、
面倒くさくなってきて、
今日はもうさっさと寝てしまうことにし…　　　　　　　　

だめだ！　出発前から挫折しては、だめだぁーっ！！