放射線からの母子疎開情報・第2弾
福島原発周辺の放射能汚染の状況が
次第に明らかになってきました。
「1時間までなら公園で子どもを遊ばせてもいい」
という地区があるようですが、
そんな環境は子育てできるような環境ではないように思います。
「疎開」という対処方法は、
決して最善の方法ではありませんし、
疎開したくてもできない、したくない方にとっては、
目障りな情報かもしれません。
ですが、こういう情報もあることをお知らせしておこうと思います。
状況に対する選択肢を増やしておきたいと思うからです。
まず、母子疎開のネットワークとメールマガジンができました。
母子疎開ネットワーク「hanako」
http://hinanshien.blog.shinobi.jp/
個人的な住居・支援提供の情報が多く寄せられています。
また、下のページでは、
行政等が行っている受け入れ先リストを見ることができますし、
各地からの住居・支援提供情報の、
最新版チラシがダウンロードできるようになっています。
http://children.yu-yake.com/ad.html
微量であれ、放射線を発する物質の放出は止まっていません。
放出が止まっていない以上、
各地域の累積放射線量も増えていくと思われます。
また、放射線障害の症状が報告されてから、
何かしらの行動を起こしても、
…こんな言い方はしたくないのですが…、
しかし、その時はすでに遅すぎるように思います。
チェルノブイリは1986年に事故が起きましたが、
子どもの甲状腺障害が多数報告されたのは、
1990年代前半です。
↓
http://getnews.jp/archives/107185
このようなことを書くことは、
「風評被害」を拡大させているだけかもしれませんが、
そして、
「ああ、取り越し苦労だったね。安寿さん、大袈裟なんだよ」
という結末を願ってやみませんが…、
私は、放射線そのものが「風評被害」の大元なんだと思います。
放射線がどのようにして拡散し、
環境や人体にどのような影響を与えるか、
まだまだわからないことがたくさんあるのです。
加えて、事態の推移は、まだまだ予断を許しません。
「どうなるのかわからない。でも、わかった時は、すでに遅い」からこそ、
早めに、先手を打つ形で行動する方がいいのではないかと思います。
「大袈裟だ、神経質だ」と笑われても、
予防的に行動した方がリスクを回避できるように思います。
そのような行動の取り方を
「風評を拡大している」と批判するのならば、
それが風評やデマであることを明らかにしうるような
確かな情報を提示して欲しく思います。
私もそれを願っています。
ですが、
おそらく放射線に関する限り、
確かと言える情報は、
まだ誰も持っていないのではないでしょうか。
ですから、
私は予防的に対策を講じていくことが必要だと考えます。
最悪の事態を想定し、5年後10年後を考えて、
今現在の行動を考えていく必要があるのではないでしょうか。
安寿は、そのように考えています。
安寿
2011/04/30 18:26:47
神奈川県は、被災地域のみならず、
福島県全域の小中高生のホームスティ紹介事業を始めました。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160347/
新潟県南魚沼市は、福島県のみならず、青森から茨城まで、
強制避難・自主避難を問わず、避難者の受け入れを7月まで行います。
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/site/tohoku-taiheiyooki-jishin/shien-center0324.html