安寿の仮初めブログ

安寿

これは、ニコットタウンに現れた安寿の仮想ブログです。

私にとっての不毛とその過ごし方について

人生

私の悪癖…、
それは、お酒を飲み、睡眠薬を飲むこと。
それも一緒に…。

起きていたくないの…、
つまり、この世に長く生きていたくないのだと思う。

それでも翌日、目は醒めてしまう。

薬がまだ抜けきらないので、
午前中は、布団の中で
うつらうつらしながら過ごす。

お昼頃になって起き出して、
シャワーを浴び、
コーヒーをたくさん煎れて、飲む。

メールをチェックした後、
奨学金返済の振り込みをしに、銀行へ。
その後、
近くのホームセンターに行って、
鶏糞の肥料と
レンゲとシロツメクサの種を購入してくる。

そして庭と鉢植えに肥料を撒き、
庭の空いている場所に
レンゲの種を撒く。

シロツメクサは、
庭の敷石周辺に撒いて、
敷石がシロツメクサに取り巻かれるようにする。

その後、ドイツ語の宿題をしながら、
このブログを書いている。

早く宿題を終わらせて、
また赤ワインを飲みたい。
豆腐とトマトをオリーブオイルであえたサラダと一緒に。

今晩は睡眠薬を飲まない。
明日はドイツ語の授業があるし、
夜には中島みゆきの「夜会」を見に行くから…。

端から見れば、
悪くない生活のように思うけど、
私にとって、これは不毛な生活。

だって私は、
人生の残り時間を、
やり過ごしているだけなのだから。

私には、私のなすべき天職がない。

ただ日々の雑務があるだけ。
その雑務にかまけて、
暇な時間を埋めているだけ。

なんてふざけた人なのだろう。
有り余る贅沢を享受しながら、
人生をバカにしている。
こういう人生を不毛というのだ。

私はそう思っている…。

  • 安寿

    安寿

    2011/12/10 19:44:09

    >なづなさん

    >安寿さんって、もしかして「北島マヤ」…!?

    いいえ、お嬢様の姫川亞弓よ…  

      (…ぷぷっ…、○○よね…)

    誰っ! そこで月影千草と言ったのは!!。   ☆\(ーーメ) 

      (話がよくわからない人は漫画『ガラスの仮面』を読んでね。)


    >でも、病気になって不安な私には、かまってくれないもんね。
    >すねちゃうもん。フンっ!
    >って、そこは自分でどうにかせいっ、私!

    大きな病院なら、そういうメンタルな部分の相談に乗ってくれる
    ソーシャルワーカーの方がいらっしゃると思うから、
    「私のこと、かまってよ」と、
    一度、利用してみるのもいいでしょう。

    ただ、私はそういう知識を含めて、
    自分の QOL(Quality Of Life : 生活の質)の中身は、
    自分にしかわからないと思うので、
    自分の病気について勉強し、
    自分の望みについて思い巡らして、
    いつでも自分が主導権をとれるようにしておきながら、
    周囲と交渉していきます。

    その点で言えば、
    私は、私の病養生活を、自分で「どうにか」していると思います。

  • なづな

    なづな

    2011/12/09 21:16:34

    千の仮面!?
    安寿さんって、もしかして「北島マヤ」…!?

    お医者さんは、病気の治療はしてくれる(というか、病気を治すだろう薬のレシピをくれる。)
    でも、病気になって不安な私には、かまってくれないもんね。
    すねちゃうもん。フンっ!
    って、そこは自分でどうにかせいっ、私!


  • 安寿

    安寿

    2011/12/08 23:49:00

    >だから、もしわたしが安寿さんの主治医だったら、
    >おそらく立ち入ったでしょう。

    イヤーン、えっち! 
    (永井豪『ハレンチ学園』の十兵衛っぽくね)  ☆\(ーーメ) そんな昔の漫画、誰も知らんわい!!

  • 沖野

    沖野

    2011/12/08 21:54:57

    「釈迦に説法」と言ったら、
    お釈迦さんが出てきて説法されてしまった(笑)

    不眠症のための睡眠薬は通常、
    「3ヵ月後には睡眠薬なしに眠れるようになる」
    ことを目標として処方されるはずです。
    だから、安寿さんが長く睡眠薬を使っているらしいことについては
    医者が変わり者なのか、または何か事情があるのだろうと考えていました。
    なるほど、ブラックジャック先生の推測に頷きました。

    存在の病というものについては
    「立ち入らぬようにしている」のです。
    そういうことに立ち入るなら、
    顔と顔を合わせた付き合いがないとなかなか立ち入れない。
    立ち入るということは、
    自分自身も立ち入られるということだから。
    だから、もしわたしが安寿さんの主治医だったら、
    おそらく立ち入ったでしょう。

    そもそも、ここで
    「医師と患者」という枠組みで話す必要があるのかな。
    わたしは医師じゃないし、安寿さんはわたしの患者ではない。
    人と人でいいんじゃないの。または悪友どうしか(笑)

    「医師」だから問うというのは
    「医師」という立場を買い被っていると思う。
    医師で、答えられる人・答えようとする人がどれくらいいるだろう。

    だから、お釈迦さんの言葉は
    一般的な意味での「医師」の在り方として
    とても勉強になりました。覚えておきます。
    ……まぁ多少の嫌味なんて、
    わたしの大切な安寿さんのことなら
    どうってことないよ(笑)

  • 安寿

    安寿

    2011/12/07 23:41:11

    >お釈迦さん

    ちょっと、お釈迦さん! 
    私の大切な沖野くんに、
    変な嫌みなんか言わないでくれる~。

    それにねぇ、
    お釈迦様だからすべてお見通しとはいえ、
    私の個人情報を、あることないこと、
    べらべらとしゃべって良いわけないでしょうが。

    そもそも、あんたこそ、
    ちゃんとした答えを語ってみせないよ~。
    勝手なことばかり言ってないで!         ☆\(ーーメ) バチアタリメ


    >ブラック・ジャックさん

    ちょっと、ブラック・ジャックさん!

    あんた、無免許でしょ!
    それにあんたの専門は外科でしょ!
    てきとうな推測で、いい加減な診断を言わないでくれる!

    風評被害に遭ったら、
    高額の慰謝料を請求しちゃうからね。

  • 安寿

    安寿

    2011/12/07 22:08:09

    >沖野さん

    ピノコ: ブラック・ジャック先生の往診でちゅ。

    ブラック・ジャック:

         中枢神経に作用を及ぼす睡眠薬と、
         同じく中枢神経に作用を及ぼすアルコールは、
         同時に摂取すると、
         効果を阻害しあうのではなく、
         相乗効果を及ぼして非常に危険だ。
         
         もうろうした意識での行動は、予期せぬ事故を誘発するし、
         記憶障害も生じかねない。

         それに変だぞ…。

         不眠を訴えている患者に、
         睡眠導入剤を処方するのは不思議ではないが、
         しかし、この患者は不眠を訴えているわけではない。
         にもかかわらず、この患者が睡眠薬を処方されているのならば、
         そこには何か別の要因があると考えてしかるべきだ。

         また、「寝付けない」ことを訴える患者ならば、
         就寝時にだけ短時間効果を及ぼす睡眠導入剤を処方するのが、
         一般的だ。

         だが、この患者は、
         前の日の晩から翌日の昼近くまで眠り続けている。
         起きた後も、薬の影響が残っているらしい。

         通例の不眠症患者に、こんなに長く眠り続けるような薬は処方しない。
         翌日の日常生活に支障が生じてしまうからだ。

         おそらく、この患者が服用しているのは睡眠「導入」剤ではない。

         つまり、日常生活に支障が生じようとも、
         身体を安静にさせることが優先される場合に、
         処方されるような睡眠薬を所持し、
         必要に応じて、摂取しているのだと思われる。

         これが私の診断だが、どうかね、諸君。

  • 安寿

    安寿

    2011/12/07 21:32:58

    >沖野さん

    ボワ~~~ン (…と祇園精舎の鐘の音)
    お釈迦様のご来迎です。

    釈迦: この安寿という衆生は、
         「存在の病/存在することの病/存在することの意味についての病」
         を抱え、その病について問うておるのだが、
         沖野よ、
         そなたは、この「病」に対して
         薬理学によって答えようとしておるな。
         どうやら薬理学の答えしか持ち合わせておらぬと見えるが、
         それでよいものかな。

         然り。無理もない。

         安寿とやらの主治医も、
         同様の答えしか与えておらぬようじゃから。

         そのような問いに対する答えは、
         医師に答えられるものではなく、
         医師という専門職が答えることができるのは、
         病理・薬理的な因果関連のみ。
         
         そう割り切って「存在の病」については立ち入らぬようにしているのか、
         それとも患者の内に秘められた問いに気がついておらぬのか
         そもそもそのような問いが理解できぬのか、
         あるいは、この患者は、医者なぞが生半可な答えを言い繕わなくとも
         自らの力でこの解なき問いに立ち向かうことができるものと、
         勝手に買い被っておるのか。

         だがしかし、患者は、
         病理についての説明と
         生と死についての説明を、
         「専門が異なるから」と分けて問うようなことはせぬ。

         病理についての問いは即、患者自身の嘆きであり、
         生と死についての意味に関する問いなのじゃ。

         患者は、病理についての専門家だけではなく
               生と死について日々専門的に向き合っているだろう人と見込んで、
         医師にむかって問うのじゃ。
         「死に至る病」を抱える者であれば、なおのこと。
         専門医ではなく、
         総体としての人間を診る人として、
         医師の人間に対する洞察を聞きたいのではあるまいか。

         だとすれば、そのような者を前にして、
         病理学的説明に終始するのは、その職務に叶うものかな。

         さて、勝手なことだけ言い募って、
         さっさと極楽に帰るとしようか。


  • 沖野

    沖野

    2011/12/07 18:29:40

    釈迦に説法みたいですが、
    薬とアルコールを一緒に飲んだら
    肝臓の酵素がアルコールの分解に忙しくて、薬が活性化されない
      → 薬の作用が効きにくくなる のかも。
    そして薬の代謝に時間がかかってしまう
      → 翌朝も薬の作用が長引いてしまう のかも。

    だから、薬は水で飲むのがいいと思うけれど
    そういえば安寿さんは前に
    「薬を飲んでも眠れないから、酒を飲みだす」
    みたいなことを書いていた気がするので
    やっぱり理屈通りにはいかないものなのかな。

    以前言っていたように、
    考えることがあなたの天職なのでしょう。