寄席に行ってきました!
正月三が日の最終日、
国立劇場の裏にある国立演芸場で
寄席を見てきました!
本日、昼の部のとりは、
笑点で顔なじみの三遊亭小遊三。
演目は「初夢」
でも、私が聞きたかったのは、
橘屋圓蔵。
そう、圓蔵を名乗る前は、月の家圓鏡。
「エバラ焼き肉のタレ」のCMで覚えている方も多いのでは。
あのバカバカしいほどの明るさが好きなのです。
落語協会の紹介ページ ↓
http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Performers/Details/fd970beb-de34-410f-babb-3b62b807038e
その圓蔵さんも、今日はちょっとしんみり。
話の枕に、昔を振り返るような話を。
落語家になったことを
「好きで始めた仕事だから、こんな幸せなことはない」
と言いつつも、
「長くやっていれば「やめたい、辛い」と思わないことなどない」とか、
「人気商売だから、落ち目もある」とか…。
1960年代、落語四天王と呼ばれた
古今亭志ん朝、三遊亭円楽、立川談志、月の家圓鏡(橘屋圓蔵)。
でも、昨年末に立川談志も亡くなってしまい、
ついに圓蔵さん一人だけ。
その圓蔵さんも今年で確か78歳。
バカバカしいほどの明るさが売りの人だけに、
年齢を重ねるときついんだろうなあ…。
「ウチのセツコが…」という内輪ネタも、
その奥さんが2010年に亡くなってしまったらしいし、
圓蔵さん、今がきっと辛いのでしょう。
でも、圓蔵さん、またバカバカしいお話を聞かせてください。
私は、うまい噺家、達者な噺家よりも、おもしろい噺家、
それもバカバカしくて、ナンセンスで、
でも、先代の林家三平のような、モダンでハチャメチャな噺家ではなく、
しっかり落語の枠組みの中でバカバカしい話をしてくれる噺家が好きなのです。
安寿
2012/01/04 17:35:00
>四季さん
圓蔵師匠はサービス精神旺盛な方で、
高座に上がる時も、座布団の上に座っている時も、
お客さんを和ませようと、いつもニコニコしている感じがするのですが、
時折「はっ」とするような、
「ああ、笑ってちゃいけないんだ、ここは真剣に聞かなくてはいけないんだ」と思わせるような
気合いがありますね。
そこが、ただお客さんを楽しませればいいという芸人と違うところなんでしょうね。
今度機会があったら、独演会を見てみたいと思います。
四季
2012/01/04 10:24:11
一昨年になりますが、鈴本演芸場の最前列で、あたしは圓蔵師匠を拝見しました
飲食自由のくだけた劇場なので、リラックスして演目を楽しんでいたのですが
圓蔵師匠が高座にあがったとたん あたしは背筋をすーっと伸ばして姿勢を正したのを覚えています^^;
オーラに圧倒されたんですね^^; 間近でみたら眼光するどくて怖いくらいでした@@;
そういう緊張感を味わえるのも 寄席の醍醐味なのかもしれません^^