晴明伝説・民間信仰・音楽・漫画アニメ

陰陽師★瀬織津

自分の好きを表現し、具現化するところ

七夕 たなばた 暦注解説

日記

五節句
七月七日

 七夕の「たな」は棚、「はた」は機である。
七日の夕べの行事だったので「たなばた」に七夕の字を当てた。

そもそも七夕は盆行事の一貫として、祖先の霊を祀る前の禊の行事だった。

日本固有の畑作の収穫祭と盆迎えの祓の信仰が中国の星の伝説や乞功奠(きこうでん)の風俗と混ざり合って、現在の七夕が成立した。
乞功奠の風習は、女子が手芸を巧みなることを祈る中国古来のもので、供え物をして裁縫や習字の上達を願う行事である。

由来
七日の夜、遠来のマレビト│神を迎えるために水上に棚作りをして、聖なる乙女が機を織る行事が古来からあった。
人里離れた水辺の機屋に神の嫁となるべき処女が神を祀って一夜を過ごし、翌日七夕送りとして穢れを神に託して持ち去ってもらう祓だった。

  • 斎

    2009/07/07 23:46:49

    こんばんは♪
    乞功奠、って平安の宮中行事なイメージが…元々は中国の風俗なんですね。

  • 伊勢うどん

    伊勢うどん

    2009/07/07 22:30:00

    >七夕の「たな」は棚、「はた」は機である。
    なるほど 「はた」なのね