痔の手術(赤裸々注意)1
痔の手術をした。
日帰り手術だ。
それについてのこまごましたことを書いていこうと思う。
赤裸々に書くので、注意してほしい。
私の場合、羞恥心と気力のくじけでかなり放置してしまい、かなり悪化させたのでエグイことになっている。
痔は困っている人も多いということだから、どなたかのお役にたてば幸いである。
痔との付き合いは長い。
出るものがなかなか出ずにちょっと切れた、とかなら高校くらいからあったように思う。
妹は「痔になった」と母に言って薬を買ってもらったり色々していたようだが、私は口に出せなかった。
が、困ることはなかった。
うちは父が痔の手術を2度している。
薬箱を探せば、薬はあった。
本格的になったのは、長男の妊娠時だった。
お腹が大きくなるにつれて本格的に便秘になり、なかなか薬も飲めないから余計に出ず、無理して出そうとしたら裂けた。
と言ってもこのときは切れ痔だけだった。
産婦人科に言うと便秘用と痔の塗り薬を処方してくれた。
「生むまでは治らないね」という先生のお告げ通り、身二つになるまで苦しみ続けたが、産後しばらくすると治った。
二男を妊娠した時、セットになるのを義務付けられたように便秘と痔がやってきた。
これも産後には治るのだろうと思っていたが、前回より治りは悪かった。
長男が赤ちゃん返りをしていたので、抱っこの時間が長かったのだ。
この長男、次男が妊娠検査薬に反応する前に母の腹の中のライバルに気づいたらしく、ある日急にどもりはじめ、出産後も半年以上どもり続けた繊細な子(当時)だったのである。
そして長男と次男を抱っこし続けた私の尻が完治する前に三男の妊娠が分かった。
次男と三男は1歳半違いである。
年が近かったせいか、三男は構ってもらうためによく泣いた。
また、二人をベビーカーで運ぶのは難しいのでどちらかをおんぶする生活が続き、気が付くと痔は悪化していぼ痔になっていた。
だがいぼ痔になったからと言ってどういう治療をすればいいのか。
すぐに手術をするほどじゃない。
時々痛むときには市販薬を使う。
3日ほど集中して使うと痛まなくなるので中止。
そんなサイクルを何度か繰り返すうち、時たま大量出血するようになった。
排便時、便器の水が真っ赤に染まることがあるようになったのだ。
それで市販薬だけでは不安になったので、タウンページで調べた大腸肛門科に行った。
これは三男が幼稚園に入った頃だったと思う。
しばらくの時間であれ子供が手から離れ、やっと一人で外出できるようになったのだ。
まず行ったのが肛門科だというのが情けないが、やはり子育ては体が資本なのだから仕方ない。