ケルンは冷たい雨の中
現在、ドイツの東側、
ライン川沿いの街、ケルンに滞在しています。
ケルン中央駅の目の前に、
本当に駅を出たすぐのところに、
世界文化遺産のケルン大聖堂が
どどーーーーんと建っています。
おおお~、Gothic/ゴシック~ ☆\(ーーメ
「ヴィクトリカ~」「九条…」 ☆\(ーーメ それはラノベ
今日は冷たい雨が降る中、
このケルン大聖堂の塔を登ってきました。
全部で533段だったかな…、エレベーターはありません。
塔へと登る狭い廻り階段を、
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる… @@;
1248年に着工し、
1884年に完成したんだそうで、気の長い話…
世界最大のゴシック建築なんだそうです。高さ157メートル。
教会の内部もすごい。
高さ40メートルを超える中央身廊。
その壁にはステンドグラス。
それもあらゆる向きにステンドグラスがあります。
そして教会の奥には、
教会にゆかりある人たちが眠る石棺と祭壇が並び、
教会の中心部分には、
東方の三博士の遺物を納めているとされる金の聖櫃。
地下にはケルンのカソリック教徒がいつでも静かに祈れる場所があります。
この教会は今も現役で教会として機能していますから、
朝や夕方のミサの時間、そして日曜日の午前中は、
中央身廊への観光客の入場を制限します。
ですが、
教会内部には入れるので、
身廊の後方からミサの様子を眺めることができます。
夕方に行われるミサを見学してみれば、
巨大な身廊によって、
天地がひっくり返ったかのような
壮烈な低音を響かせるパイプオルガン。
ケルン全体は結構近代的な街で、
中世ヨーロッパの名残などはあまり見かけない街なのですが、
ともかく駅前には、この大聖堂。
その中に一歩入れば、この異空間。
ここだけ異次元、
非日常しています。
教会内部はほんのりと暖かったのですが、外は雨。
手がかじかんで、ポケットから出せないぐらいの冷たい雨。
ですから、遠くに移動せず、
ドームのすぐ近くにある古くて大きくて、
ガイドブックに必ず載っているような有名な酒場&レストランに入って、
ケルシュ・ビールを頼みます。 ☆\(ーーメ
ケルンの地ビール、ケルシュ・ビール。
ここのお店はその醸造元で、
樽から直に出したビールを提供してくれます。
ケルシュ・ビールは200mlの小さな細長いグラスで飲むのが決まりらしく、
一杯1ユーロ80セント。
でも、この量では一気飲みできてしまう。 ☆\(ーーメ するな~!
ケルシュ・テラーという、
各種ソーセージにポテトサラダ、
レバーペーストとチーズの盛り合わせにパンがついた、
ビールのおつまみセットのような料理を頼んだ以上、
当然、ビールもお代わりし… ☆\(ーーメ
そして、もう一杯… ☆\(ーーメ☆\(ーーメ
ウェイターさんが、
またダンディでかっこよくて、 ☆\(ーーメ☆\(ーーメ☆\(ーーメ
「もう一杯行くか? イェイ~!」
というノリでお代わりを勧めるので、
なんだかんだと4杯お代わりをして、
料理とチップ併せて20ユーロ支払って。
冷たい雨の中を、
うぃ~~と、
ケルン駅近くの今宵の宿に帰ってきて、
(なんとユーゲント・ヘアベルゲ、
つまりバックパッカーたちが利用する
ユース・ホステルの4人部屋ベットがこれから3日間の宿。
だって安いんだもん。)
良い気持ちになりながら、
この旅行記を書いています。
明日はフランスとの国境の街、
そして、ドイツの最西端の街、
アーヘンに行きます。