私は菓子を作るのが好きだ。
最初は節約のためもあったが、今はほとんど道楽のように週１くらいのペースで作っている。
夏場は少なくなる。
冬場は暖を取りたくなるのか、週３回くらい作ることもある。
作るのは基本的に焼きっぱなしのものだ。
デコレーションは好きではないし、子供が男子だからね～
誕生日のケーキだけは大いに形に凝り、普段との差別化をはかっている。

なんていうのを職場で漏らしたら、じゃあその講座をやろうということになった。
お菓子作り初心者向けの、簡単で手軽なお菓子作りだ。
ショートブレッドとういろうを作ることにした。
両方とも上新粉を使う。
ショートブレッドは粉の中にバターを混ぜ込むので、ビニール袋で作ることにした。
ういろうはレンジ調理なので、どんぶりに材料を入れて混ぜ、レンジ調理だ。

簡単なので、ういろうだけレシピアップ。

小麦粉　６０グラム
上新粉　１５グラム
砂糖　　　７０グラム
水　　　　１５０グラム
粉はふるっておく。
抹茶味にしたければ、小さじ２くらいを分量内の水少量で練っておく。

上記すべてをどんぶりに入れて混ぜる。
だまがなくなったらラップをふんわりかけて５００Wで３分。
しゃもじでよくかき混ぜ、またラップをかけて２分。
同じ事をしてラップで１分。
タオルの上に新たなラップを敷き、その上に中身をコロンと出す。
それをタオル越しに掴んで、なるべくきれいに成形していく。

とっても簡単なのだ。

本当は若い方がいらっしゃるかな、と思っていたが、やってきたのは私の母世代ばかり。
小麦粉と上新粉を皿に出しておき、皆さんに触ってもらいながら粉の特性を説明したり、ショートブレッドの意味をお話したり（ショートは時間が短いでなく、ほろほろした、という意味です）、薄力粉と強力粉の違いを講釈したり、始めてみると言葉はどんどん口をついて出、ここ１週間、素人の私に先生なんて大それたことできるんだろうかと心配していたのは杞憂に終わった。
そう言えば私、本番に強いタイプだったのだ。

何とか終わってよかったよかった。
午後は家の契約にも行ったので、夕方には目が落ち窪んでいました。