今週のお題『蛍』
「ほっ、ほっ、蛍来い、あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ・・・」
幼い頃によく唄っていた歌。
あの、幻の灯りは、幼心を燻ぶった。
昔よく、父が仕事で都会から離れ田舎に行った時にお土産に蛍を取って来てくれたな・・・
都会育ちの私には、それが何よりの楽しみで・・・
蚊帳を吊った中・・・蛍を放し・・・追いかけていたな。
ふわー・ふわーと光る蛍の灯・・・今でも、はっきりと覚えている。
でも、その仕組みを生物学の時間に知ってしまった高校生の時
>ホタルの発光物質はルシフェリンと呼ばれ、ルシフェラーゼという酵素とATPがはたらくことで発光する。
ちょっと、がっかりしたのを今でも思い出す。
綺麗な水辺にしか生息しない「蛍」
そう・・・綺麗な心にしか生息しない「蛍」の様な淡い光の夢・・・
それだけは、いつまでも忘れずに心にしまっておきたい事。
理屈も、へ理屈も何もいらない・・・
幼い頃に、蛍の光を追いかけた心が一番の私の宝物。
そして、その宝物を運んでくれた父が・・・一番私が今誇れる存在。
ありがとう、「パパ」・・・忙しいのに私の為に必ず今の時期になると蛍を取って来てくれていて。
いつまでも、いつまでも「蛍」の光の様に・・・私の心に輝いて長く、長く少しでも長く・・・
今度は、親孝行させて下さいね。
ねねママ
2013/08/11 06:33:34
~ダヤンさんへ~
コメントありがとうございました。
昔は、当たり前のように日常的にその季節ごと様々な生物が見受けられたのに、今ではその姿は少しずつ減ってきてしまっています。淋しいですね、やっぱり。
その反対に、以上に野鳥や虫クラゲなどが大繁殖したり・・・
生態系が変わってしまっているのですね。
☦ダヤン☦
2013/08/10 22:15:39
蛍の歌、初めて聞きました。
と言うことは逆に言えば、それだけ蛍が減ってるということかな><。
蛍もだけど、巨大なかたつむりとかああいうのも見かけなくなって
ちと寂しい景色になってきたかもしれませんね。
ねねママ
2013/08/09 05:23:11
~くうさんへ~
コメントありがとうございます。
そう、両親も思ってくれているといいのですが・・・
くうさんのコメントで、久々にまたこの詩を元に歌を作ってみようかな?って思いました。
くう
2013/08/08 22:09:47
やっぱり、蛍と言ったらあの歌ですよね^^
いいお父さんですね^^
幸せな幼少期だったんだろうな~と思います。
子供は、幸せでいることで既に親孝行してるんじゃないかな~
子供の幸せが自分の幸せじゃない親は除きますが・・・
だから、素敵な思い出としていること自体で、
もうずっと親孝行してるんじゃないかな、と思います。
ねねママ
2013/08/08 20:26:41
~Masicovさんへ~
コメントありがとうございます。
そうですよね、「蛍」を見た事のない人って今の時代はたくさんいるでしょうね。
私が住んでいる町は、駅前は意外と栄えているのですが、ちょっと車を走らせると温泉町があるほど田舎です。
そんな中、一度「町おこし」で「蛍の故郷」を作る予定だったようですが、いつの間にか尻つぼみ・・・
子供たちに見せてあげたいです、両方の手の平をボールの様に丸くしてその中で光る「蛍の灯り」を。
ねねママ
2013/08/08 20:17:30
~ウォッカさんへ~
コメントありがとうございます。
最近は、ついこの間の事も忘れてしまうのに幼い頃の事はしっかりと脳裏に残っています。
それだけ、歳をとった証拠でしょうか?
ずっと、ずっと蛍の灯りを追いかけていた頃を忘れないでいたいものです。
そして、また色々な所で「保護」の蛍ではなく自然の中に「蛍の灯り」が灯る日を願っています。
ねねママ
2013/08/08 20:12:44
~紫草さんへ~
コメントありがとうございます。
そうですね、学問よりも幼心に感じた気持ちを大切にしたいです。
未だに、私は「親不孝者」・・・
もう本当に年老いてしまったのに。
この歳になっても、何のお返しも出来ずに心配ばかりかけて。
本当は、両親の元に戻れるものなら戻りたい気持ちでいっぱいです。
でも、二人で仲良く老後を送っているので本当に二人が「S.O.S」を出してきた時に手を差し伸べる事にしています。
その方が、両親二人にとって今は一番いいと思うから・・・
Masicov
2013/08/08 09:13:40
いいですね。
ほたるって自分の子どもに見せたいものNo1なのかも
親は親で、見たことない人がはじめて見る瞬間の顔、見たいんですよね(^-^)
ウォッカ✩彡
2013/08/07 19:42:35
>幼い頃に、蛍の光を追いかけた心が一番の私の宝物。
こんな風に思えるねねママさんの心が
ステキだな~と感じました。
そんな気持ちを忘れずにいたいですね^^
紫草
2013/08/07 09:01:55
こんな素敵なお土産を持って帰ってくれるお父様は、素晴らしいです。
蛍の発光に、ただただ美しさを求めて眺めた頃。
私は学問であるよりも、その目を奪われた仄かな光りにずっと気持ちを預けていたいなと思います。