某○○県に用事を足しに行ったついでに、
浅草を散歩してきました。

桜の開花宣言がありましたが、
しかし、隅田川沿いの桜は、
まだ一分咲とも言えません。
それでも地面にシートを広げて、
お花見をしている人がちらほら。

今日は金曜日、
歓迎会や送迎会を兼ねてお花見を行う職場もあるのでしょう。
今から夕方のために場所取りしているサラリーマンもいます。
ご苦労さまです。

雷門から仲見世通りを経て浅草寺までは、
おおぜいの観光客でごった返していました。
半分は春休みの旅行、
後の半分は外国人観光客という感じ。

ありとあらゆる国から来ているようで、
中国語、韓国語、フィリピンのタガログ語、
英語はもちろんのこと、
ドイツ語で話している人もいたので、
ドイツやオーストリアからの観光客もいるのでしょう。

境内の建物を背景に
ポーズを付けて写真を撮ったり、
人形焼きを買って食べてみたりと、
外国人観光客の方がにぎやかで、
日本人観光客の方が大人しく歩いています。

お正月と花見の時期、
そして5月の三社祭が、
浅草の最も賑わう季節。

日本人観光客は、
浅草とスカイツリーを楽しんだ後、
家族連れはディズニーランドやお台場へ、
若い人たちは渋谷・原宿などに向かったりするのでしょう。

それに対して外国人観光客は、
この後、歌舞伎座の幕見席で一幕だけ歌舞伎を見たり、
上野の国立博物館や両国の江戸東京博物館などで、
鎧や刀、浮世絵の展示を眺めたり、
浅草から特急に乗って日光へ向かったりするのかもしれません。

隅田川には、お客をたくさん乗せた海上バスや団体の屋形船…。

こう考えてみると、
浅草って結構良いロケーションにあるのかも…。

ともあれ、桜と共に、
春のにぎやかさが一気に花開きそうな浅草だったのでした。