どうも自民党の議員さん（特に安倍さんのシンパ）は、
そして、そこに招かれた文化人さんは、
私的な会合ならば、
差別的な放言をしてもいいと思っているようです。

以前、東京都議会で、
女性議員への差別発言があった時、
その問題を審議する委員会の委員長（自民党議員）までが、
「議会の席上で言ったのが問題で、私的な場なら私も言う」
と発言して、
その委員会自体まで休会になってしまいましたが、
　（あの問題、あの委員会は、
　　その後、どうなったのでしょう？）
私的な場なら、何を言ってもいいのでしょうか。
公式の場での発言でないなら、それでいいのですか？

飲み屋で酔っ払った勢いか、
はたまた、座を盛り上げようと思ったのか、
差別発言でウケを狙い、それにウケる人々は、
それがあなたの本音だけに、
よりいっそう問題といえるのではないですか？

それを思想信条の自由、
発言の自由という論拠で、
彼らを守ろうとしている人たちもいるようですが…、

　　はい、どんどん思想信条の自由で
　　差別発言をなさって下さい。
　　その本性は差別的な人間であることを
　　明らかにして下さい。


差別発言だと気づかずに差別発言をする方たち、
そして、それに気勢を上げる方たちが誰か、
社会の人々にもよくわかるでしょう。

もちろん、そんな人に、
安寿は政治権力を預ける気にはなれません。

どうぞ、本音でどんどんと、
思想信条の自由を発揮して下さい。

その発言をし、
その発言を弁護しようとして、
窮地に陥るのはあなたたちですから。

そんな方たちであるにも関わらず
政権を握っている不思議…　

冗談じゃないです！
自民党も公明党も、ずいぶんと劣化したものです。

それが、あなたたちの価値観、
それが、あなたたちの心地よい世界ならば、
あなたたちは誰もが差別されない自由な世界の、
政治を担うべき人ではないことを、
自ら証明しているようなものではないですか。

いつから自由民主党は、
自由主義の政党ではなくなったのでしょう？
自由市場経済だけを守る政党で、
思想信条の自由を守らない政党ならば、
それって、中国共産党と大差ないのでは？

アメリカでは、
差別発言を繰り返す議員は、
長く生き残れないでしょう。

アメリカの議会が、
先の大戦における日系人への差別的措置への反省を語り、
今現在「慰安婦」問題など、
差別問題に対して抗議の声を上げるのは、
およそ差別的な行為は、
アメリカ国内であろうと国外であろうと
許すことができないと考えているからではないですか。

そんなアメリカの政界が、
それでも日本を同盟先として重視しているのだとしたら、
それは、おそらく冷戦時代のベトナムや韓国のように、
共産主義を封じ込めるためならば、
軍事独裁政権でも支援するという、
戦略上の必要からでしょう。

しかし、戦略上の必要から、
差別的な国でも同盟を組むという理由は、
おそらく愛国心に燃えているのであろう自民党の皆さんにとって、
屈辱的ではないのですか？

あなたたちの語る「押しつけ」憲法と同様、
日米同盟も集団的自衛権もまた、
アメリカの都合による、
アメリカからの「押しつけ」なのではないですか？

意見の異なる人々がいる世界を、
話し合いと妥協で調整し、なんとか纏めてようとしていく。
そういう話し合いの技術をもたなくなってしまった人々に
政治権力という、とても危険な道具を渡しておくわけにはまいりません。
どうぞ、政治の場からお引き取りくださりませ。

それに今回招かれた文化人さんは、
どうも自分が差別発言をしていることに気がついていないみたいですし、
それを恥ずかしいこととも思っていないようです。
その後も遠慮なくTwitterに
好き勝手なことを呟いていらっしゃるようですから。

ですが、そういう話題で盛り上がれる人たちを…

　　安寿は、ゆ・る・し・は・し・な・い！　　☆＼(ｰｰﾒ)　大魔神か！

あなたたちは、自分の「日本」を守ろうとして、
日本社会を貧しくしていることに気がついていない。

それを独善というのです。
それを愚かというのです。

恥を知りなさい！
その不見識を知りなさい！

いい歳をし、選挙で選ばれた人が、この程度…

彼らに投票した人、
恥を知りなさい！
その不見識を知りなさい！　　☆＼(ｰｰﾒ)　おめえ～、今日の怒りは本気だな…