湯治場で仕事中。
温泉にいます…
こはる温泉ではありません。
東北の、とある温泉です。
9月より続いた仕事が
先週の木曜日に無事終わり、
その翌朝、北へ向かって出発。
そして、いつものように自炊の湯治宿に泊まって…
仕事してますぅ!!(泣)
年末にいきなり、
お金にならない仕事が飛び込んできました。 ☆\(ーーメ) 毎度の事じゃ
もう10年近く前にした翻訳仕事なんですが、
なんか今頃になって本になるらしくって、
自分が翻訳した文章の部分、
約25ページを校正しなさいとのお達しが…。
この仕事はしばらく本にならない、
あるいは永久にならないと思っていたので、
翻訳も
「とりあえず直訳しておきました。
仕事が動き出したら最終稿を仕上げます」
といったレベルで
ほったらかしにしておいたのですが、
いきなり本になる話が動き出し、
しかも、編集者に渡しておいた直訳調の文章が、
そのまま校正原稿になっちゃいました。
編集者、原稿に目を通していないよな…。
目を通していたら、
この原稿がそのままでは使えないことが
わかったでしょうに。
相変わらず杜撰な仕事… ☆\(ーーメ) 言わぬがよろし
仕方ないので今年のお正月は、
直訳調の原稿を推敲することに掛かりっきり。
正月明けからは通常の仕事を再開し、
それが終わった翌日から、
こうして湯治場に籠もって、
校正原稿に、直しの赤ペンを入れていたのでした。
最初に翻訳の最終稿を仕上げて、
それから校正原稿を起こせば、
赤ペン箇所も減らすことができたのに、
それができなかったものだから、
もう校正原稿が真っ赤っか。
ともかく赤入れを終えて、
今日、無事に温泉地のポストに投函。
加えて、どのような直しの指示をしたのか、
出版社側が点検できるように、
対照用の原稿データを出版社に送付。
やれやれ、なんか無駄な仕事をさせられた気分。 ☆\(ーーメ) ぼやくな
あともう一回、点検のための再校作業があって、
この仕事はおしまい…のはずです。
この本は3月に出版予定らしいのですが、
本当に出版されるんですかね~、
私は疑ってかかっています。
初版が1800部印刷らしく、
まあ、需要があるような本ではないので、
その業界の人たちが買い求め、
あとは大きな図書館や大学図書館に収蔵されて、
おしまいでしょう。
ひそかに印税を計算してみる… ☆\(ーーメ) やめなはれ
おそらく定価3000円程度と考えて、
1800部全部が売れたすると、540万円。
印税は4%らしいので、21万6000円。
だけど、この本は10人ぐらいの書き手がいるはずなので、
単純に10人で割って一人当たり2万1600円。
私の場合、翻訳しただけだから、
原著者と折半か、それよりも少ないはず…
ちぇっ、赤字だあ~。
湯治場の宿泊費にもならないや。 ☆\(ーーメ) いわんこっちゃない
仕事の残務作業は今週の木曜日なので、
あと2泊して、
仕事の本を2冊読み終えて帰ります。
湯治場にいる時ぐらい、
仕事のことは忘れたいのですが、
私の場合、
根を詰めて仕事の本を読んだり、
今回のように原稿を仕上げるために
湯治場を使うことが多いので、
ま、これは宿命ということにしておきませう。
諸経費は自己負担ですが、
温泉に入りながら、
仕事ができるのだから、
文句を言ってはいけません。
露天風呂の周囲には雪が降りつもり、
今なお雪が降り積もる中、露天風呂に入るシアワセ。
寒空に月が煌々と輝く下での露天風呂。
一つの旅館に源泉が数種あるところなので、
居ながらにして湯巡りができるシアワセ。
しかも、一泊3500円程度。
安くて、しかもゼータクだー。 ☆\(ーーメ) 安いところがポイントじゃな
なんだか罰が当たりそうな気がします。 ☆\(ーーメ) ほれ、当たれ
明日も雪が降らないかなあ~。
安寿
2016/01/30 17:49:47
>四季さん
半分仕事で、半分湯治です。
校正作業や本読むだけなら、
なにも湯治場まで行かなくても、
近くの図書館で充分できます。
でも、何か御褒美がないと、
もう、こういう根を詰める仕事ができない…。
私の仕事は、オフの時期、
かなり自由に過ごすことができるので、
自宅でぐだぐだ仕事しているよりも、
えい、やっ! …という感じで仕事を持って来ちゃいました。
あと5冊ぐらい、
4月からの仕事のために、
根を詰めて読まなくてはいけない本があるので、
ふふふ… ☆\(ーーメ) ぶきみ!
次の機会を狙っている私がいます。
四季
2016/01/24 23:07:27
あ、お仕事だったんですね
伝言板に「温泉で、ゆっくりしてください」って書いちゃいました>_<;
ところでお仕事とはいうものの、
やっぱり楽しんでいそうだなあ・・・ 羨ましいです
雪の日の電車通勤なんて、みなさんイライラして殺伐としてますからね=_=