『〝文学少女〟と恋する挿話集①』
文学少女の短編集。
まずは前半5作について。
「〝文学少女〟と恋する牛魔王」
牛園の言い方がいちいち面白かったです。
「眉毛びしびし」「お肌すべすべ」とか。なんか嫌いになれないキャラでした。
其れゆえ、遠子先輩の鈍感さをすごーく恨みました。
てゆーか、こんなに鈍感な人っていないと思う……。
「〝文学少女〟の今日のおやつ ~『更級日記』~ 」
あぁ! これは千愛と出会うきっかけとなるあのポストの裏話ですね。
遠子先輩、本当に行動が突飛すぎる……。
「〝文学少女〟と革命する労働者」
ここらへんから、心葉は文学部や遠子先輩に対して心境が変化してきたんでしょーか。
「しょうがないなぁ」とは少し違うけど、「ここにいても良い(いたい?)」と思うようになったんじゃないかなぁー
って思ったり。
「〝文学少女〟の今日のおやつ ~『万葉集』~ 」
内容とは特に関係無いけどまず、「愛し言」素敵な言葉だなぁ、と思いました。
遠子先輩の「だって、義理だもーん」は、この後のを読むと、ちょっと怪しいですね。
そして義理だろうと本命だろうと心葉は照れたんだろうなー。
かーわいー♪
「〝文学少女〟と病がちな乙女」
ん~、こーゆー恋愛も可愛いですね♪
平々凡々で、普通で、いかにも学生っぽい。
遠子先輩と心葉があまりにも特殊すぎるので、却って新鮮でした。
私は果歩と木尾、両思いだと思います。