入社して1月半が過ぎた。
仕事を教えてくださった先輩は去り、今はものすごく有能で厳しい先輩とパートの半年先輩と3人きりの小部屋で日々怒られる日々。
だったのだが、厳しい先輩が2日前にインフルエンザになってしまった。

パートの先輩は9時から3時までしかいない。
私の勤務時間は8時半から5時までだ。
習っていることには限りがあり、一番メインの仕事である注文伝票書きと日計処理なら問題なくできるが、在庫管理はまったく知らない。

そしてそんなときに限ってピンポイントで知らない処理が出てくるんだよなあ。

パート先輩は一応すべての説明をされてはいるはずなので、彼女が問題を考えている間に大量の伝票を捌く日々。
普段3人で捌く伝票を、今日はとりあえず2人半分は捌いたんじゃないかな。
と言っても小さなミスはぽろぽろしたけど、お客さんのところに行く前に気付けたから良いのだ。
そういうことにしといてくれ。

今日、仕事が終わらず結局5時までいたパートの先輩に「おつかれさまでした。遅くまですみません」と言ったら、「あなたこそ、伝票をバリバリこなしてくれてありがとう。お陰で助かったわ」と言われた。
多分、この会社に入って初めて聞いた肯定的な言葉だ。
今まで些細な失敗でも「これ、前に一度聞いたことあったんじゃない？」という皮肉しか言われなかったもんなあ。

ま、最初の月は１ヶ月定期しか買えなかったけど、2度目の定期は３ヶ月になったことだし、この会社の試用期間は２ヶ月。
朝、一番の仕事である神棚の水を替えた後唱える文言は「昨日よりミスが少なくなりますように」から「今日こそミスをなくせますように」に変わりつつある。

毎日色々ご指摘がありますけど、ね。