下界は蒸し風呂
今週、日曜日のちょうど10時半頃、
富山県は立山の最高峰、
大汝山の山頂3015m地点にいたのですが、
なんと、そこから12時間足らずで、
関東の自宅に帰って来られてしまうという不思議。
こんなにも簡単に3000mの稜線に立ち、
そこから自宅に帰って来られていいものなんでしょうか。
立山の山頂からバスの発着所がある室堂まで、
浄土山経由でも歩いて約4時間。
15時発の高原バスに乗り、
16時30分頃の立山駅発富山行きの電車に乗り、
富山を18時30分頃に発車する新幹線に乗ると、
21時には東京駅に着いている…。
そして、下山するといつも思うこと。
蒸し暑い…、降りてくるんじゃなかった…
登山道を歩いている時は…
早く降りてシャワー、そしてビールぅ~ ☆\(ーーメ)
と思っているのですが、
下界に降りてくると、あああ~…
山はあんなに涼しかったんだ…
といつも後悔するのです。
2500m付近のテント場で、
テントの中に入っていると、
サウナのように蒸し暑いので、
外にエアマットを敷いて、
日陰を探し、あるいは直射日光を浴びつつも、
お昼寝していることが多いのですが、
それでも、まあ~、気持ちよく寝ていられる。
ところが、今回の下山の行程で言えば、
美女平という高原バスの終着点から
ケーブルカーで立山駅まで降りてきた時…
あ、こりゃ、あかんわ… 蒸し暑い~
しかも、立山駅から富山駅までの
富山地方鉄道は、各鉄道会社のお古の車両ですから、
冷房が効かないんだ、これが。
そして、東京に帰り着いてみれば、
ここはボイラー室かい?
下山してからのこの2日間は、
登山服の洗濯や、
濡れたテントの乾燥や装備の手入れなど、
器材と身体のメンテナンスに明け暮れていましたが…
しかし、今日の一番暑い15時頃、
外で登山用の腕時計で外気温を計ってみたら…
40.3℃…
…下山して後悔しています。
安寿
2016/08/13 13:03:34
>うとうとさん
昨日、3ヶ月毎の外来診察を受けて、
生活習慣病まっしぐらな私の生活スタイルを
医者から指摘されました。
下界に降りると、私はすぐ煩悩にまみれてしまうんです。
なので、性根を入れ替えて、
生活改善しなければいけなません。
簡単に言えば、お酒を控えて、運動をする…。
…明日からがんばろう… ☆\(ーーメ) だめだ、こりゃ。
うとうと
2016/08/13 10:25:06
立山曼荼羅とは興味深いですね^^
下界に降りると、こうも早く煩悩の犬は追えども去らず状態になるのでしょう・・ハァ~暑い!
安寿
2016/08/09 18:56:16
>うとうとさん
立山曼荼羅というものがありまして、
立山信仰の絵ガイドマップみたいなものですが、
それによりますと、
立山三山、つまり、浄土山・立山・別山は、
極楽浄土の世界であり、
人間が新たに生まれ変われる場所。
それに対して剱岳は、
亡者たちが鬼によって追われる針の山の位置づけです。
最初に剱岳を登って、
それから立山三山を巡った私は、
煩悩を払拭し、生まれ変わった人間であるはず…
3000Mを越える立山・雄山の神社に参拝して、
御祓いを受け、御神酒を舐めて、
少しはまともな人間になったはずなのですが…
この2日間、
登山服の洗濯や
登山装備のメンテナンスを終わらせるや否や、
飲んだくれている安寿ですゆえ…
この灼熱地獄落ちなのだと思います。 ☆\(ーーメ) 餓鬼道だな
うとうと
2016/08/09 18:23:17
お帰りなさい・・
浄土山から灼熱地獄へようこそ!