煩悩の街歩き
仕事がようやく片付いて、
次の計画に取りかかっています。
まず、ドイツ語短期留学&オランダ・ベルギー訪問の旅。
その航空券予約と宿の予約で、日曜日と月曜日はかかりきり。
電車の乗り継ぎや、滞在した都市で何をみるかで、
旅程も変わってきますので、ここは思案のしどころです。
BrexitでEUが混乱してますから、
ロンドンに行ったはいいけれど、
帰って来られないなんてこともありますので…
ドーバー海峡は渡らないつもりですが、
でも、EU本部のあるブリュッセルは、
訪問しようと思っているので…
ベルギーは、ビールが美味しいし… ☆\(ーー;ワッフルじゃないのか!
帰り道の旅程は、現地で考えることにして、
とりあえず、前半の日程は決まりました。
詳しい話は、また後ほど。
そして、今日は上野に、
フェルメール展を見に行きました。
フェルメール全作品37点の内、10点。
現在の上野では、8点が集まっているので、
この機会に見ておこうと思ったのです。
それに、今回の展覧会の目玉である
「牛乳を注ぐ女」。
この絵は、オランダのアムステルダムにある国立博物館が所蔵しているですが、
オランダに旅行して、この絵を国立博物館に見に行って、
その絵が日本に貸し出されていると知ったら、
ショックが大きい…。
なので、これは日本で見ておかねば…。
この展覧会は、入場する際、
入場時間が指定されたチケットを買わなくてはいけないので、
前売りで、9時開館と同時に入場できるチケットを買って、
朝一番で入場。
入場料は2500円と高いのですが、
それぞれの絵の説明が、無料の小冊子となって配布されますし、
オーディオガイドも無料で全員に配布されます。
これはいい試みです。
普通の展覧会では、
絵の横に貼り付けられた絵画の説明を、
いちいち読みに行かなくてはなりませんが、
その説明はすべて小冊子に記載されているので、
手元で確認することができます。
オーディオガイドも無料でついているので、
展覧会のコンセプトがわかっていいですね。
ただ、私は朝一番の入場券だったので、
すんなり入場できたのですが、
私が美術館を出たお昼頃になると、長蛇の列。
入場まで30分待ちの表示。
これでは、なんのために入場時間指定があるのか、わかりません。
フェルメールについて考えたことも、また後ほど。
絵はがき3枚と公式ガイドブックを購入。
美術館を出たのが、ちょうどお昼頃だったので、
上野からアメヤ横町を抜けて、
秋葉原の方に散歩しつつ、
お昼御飯の場所を探します。
アメヤ横町は、だみ声のお兄さんが
「はい、まぐろ一舟、千円でいいよ」と
声をかけてくるのは、昔と変わりませんが、
それに加えて、外国人観光客向けのお店が増えて、
韓国料理や中国料理の屋台や、
外国人旅行者向けの薬局が増えていたのは、おどろき。
日本語だけでなく、ハングルや中国語でも、
声がかかってきます。
今日は、日本蕎麦を食べましたが、
いつか、この屋台村を制覇してみたいと思います。
そして、秋葉原。
秋葉原は、もはや電気街ではなく、
フィギュアとゲームとガチャとトレーディングカードの街です。
日が差さないから寒くて、
しかも、風が強い路地だと言うのに、
ミニスカートのメイドさんが、
メイド喫茶のチラシを配っています。
もえもえ、きゅん…
…お仕事、ごくろうさまです…。
フィギュアのお店に入ってみると、
お客の半数以上は、外国人観光客。
人気商品は、ワンピースとドラゴンボールなんでしょうか。
店頭の目立つところは、それらのフィギュアがひしめいています。
最近のアニメでは、「Re:ゼロから始まる異世界生活」のキャラが
目立つような気がします。
陳列ケースの中に鎮座しているフィギュアを見れば、
安くても数千円、
中古にもかかわらず、
万単位の値段がついているものも見受けられます。
缶バッジのようなグッズでも、500円前後。
秋葉原で仕入れて、
ヨーロッパで売りさばいたら、
結構な稼ぎになるかも… ☆\(ーー;
秋葉原駅のすぐそばにあるラジオ会館。
ここは昔、トランジスタやダイオードなどの部品を売っていて、
それを基板にハンダ付けして、
自作のラジオやアンプを作ったりするのが
趣味の人が集うところでしたが、
ビル自体が建て替えられていて、
しかも、そんな部品屋さんは一軒も存在せず、
やはり、オタクの聖地と化していたのでした。
世界中の煩悩が、ここ秋葉原に集結しているのですね。
フェルメールから、フィギュアへ。
なんか、すごい街歩きをした一日でした。