重賞展望
【ファンタジーS】3年連続の阪神内回り1400での開催。ここ2年の前後半3Fを比較するとコースの傾向通りそれぞれ0秒8、0秒7の前傾戦。まず前提として阪神JFや来年のクラシックを狙うような馬は関西馬であっても前週のアルテミスSに向かうことが多く、ここに出て来るのは大半が千四以下を使ってきた馬か空き巣狙いの能力的に劣る馬。そうなるとシンプルに格の高い小倉2歳Sや函館2歳Sをを好走した馬たちがここも有力。特にここ2年は同じ小回りやからかその傾向が強い。血統で目立つのは阪神で行われた2年ではロベルト、ディープの孫あたり。同コースの重賞で目立つスピード型ノーザンダンサー系も悪くないはず。
小倉2歳Sや函館2歳Sをスピードの違いで先行して好走してきたような馬がおったら危険かなって思ってたけどそういう馬も見当たらんし、どれも千四くらいならこなせそうな感じでハッキリと注目馬や危険な人気馬を挙げるのは難しい。別路線組から穴っぽいところならスローのサフラン賞を中団から進めたサラサハウプリティを。血統からも距離短縮でペースが流れて良さが出る可能性はあるかなと。