繁忙期始まる
とうとう繁忙期に入った。
会社も電話が鳴るし、荷造りは多いし、ラベル貼りとか、まあ色いろいろあるので、事務なのに机の前にいる時間が激減する時期だ。
ただし、残業はない会社なので、帰りがけにケーキ屋に行く。
焼き菓子の包装をするのだ。
何しろ、ケーキ屋は1年のうちの半分以上の売り上げを12月にたたき出すという噂だ。
クリスマスケーキだけじゃなく、パウンドとか、クッキーとか、個包装の焼き菓子とか、生チョコなんかを1個ずつ包んだり、箱に詰めたり、袋に入れたり、まあいろんな手順があるのだ。
あの美しい包装は、全部手作業なのだよ、と言ったら、大概の人は驚かれるんじゃないのか。
本当にびっくりですよ。
まあ、夕食は30分以内で作れるものしか作らない。
そしてのんびり風呂に入って、今である。
昨日は旦那も自宅勤務でなく会社に行ったので、猫が引っ付いて離れなかった。
よほど寂しかったらしい。
大きい猫なので私の膝では体の一部が落ちるのだが、何とか私の腕に引っ掛けて落ちないように踏ん張り、首の後ろを撫でよと迫る。
おかげで日記すら書けず、すぐ布団に入って添い寝する羽目になった。
君のせいで早くから寝てしまい、健康的な生活をしてしまったではないか。
今日も私のベッドの上で、はよ来い、と時々催促してくる。
明日のために、そろそろ誘惑に乗ろうかな。