木曜日
大山に行った時、いつも通りよろよろと登っている私の脇を、風のように走り抜けていく若者がいた。
トレイルランのように、走り抜ける様がすばしこい。
思わず振り向くと、どんどん坂を下っていき、すぐに見えなくなった。
すごいな。
と思いつつ頂上まで登り、普段は見晴台などに立ち寄ってから帰るのだが、旦那がめまいで病院に行くと言っていたし、なるべく早く帰ろうと、行きと同じ道を行くことにした。
大山に登ったことがある人はご存じだと思うが、大山ケーブル方面から登る道はかなり勾配がきつい。
なんとなく「修行」という言葉が思い浮かんでしまいそうになるコースなので、下りはちょっと遠回りだが勾配の緩やかな見晴台経由の道を通るほうが多い。
用心のためのストックを軽く持ちつつ降りていく私を追い越す男がいた。
私より年上に見えるのに、さっきのトレイルランの若者のような速さ。
すげー。
と思うのと同時に、下りなら私でもできるんじゃないかという気がしてきた。
ネパールでもそう思ったが、下りって気を付けつつゆっくり下るってやり方と、度胸で下るやり方があると私は思う。
膝が折れるほど疲れていたらダメ。
足元が見えないほど疲れていたらダメ。
だけど、今日の私にはストックがある、ね。
結果から言うと、ゆっくり降りる時よりすねの筋肉痛は気持ちだけ少なかったけど、その分膝上の腿の両脇の筋肉痛はひどく出た。
やっと今日あたりから筋肉痛が少なくなってほっとしている。
glycogen
2023/01/09 20:54:29
秋コアラさん
スピードに乗る度胸…なんかそのほうが楽しい気がしますが、膝近辺にぶちっと音がするといけませんね。
今回は大丈夫でしたが、毎回幸運とは限らないのでもうちょっと筋肉をつけて、走れる足になりたいです^^
秋コアラ
2023/01/08 20:26:41
男は愛嬌、女は度胸^^。
箱根駅伝の復路の山下りでも、スピードに乗る度胸も大切、という解説を聞いたことがある気がします^^。