コーヘイ

重賞展望

日記


【小倉大賞典】前後半の4Fを比較すると去年が1秒1のややスローでそれ以外の4年は前後半差1秒以内のミドルペースと極端なペースになることは少ない。スロー気味に流れたとしても中盤はほぼ緩まずそのまま後半に入るような感じでトップスピードやギアチェンジ力より持続力が問われる小倉らしいレース。ここ数年は変則開催もあったりして前有利になるか差し有利になるかは年による印象で、今年はコース替わりやった先週も内が荒れてるようで直線なんかは大きく広がる場面が見られたし差しも決まりやすかった。スピードのあるレッドベルオーブや短距離からテイエムスパーダが参戦してきたことでハイペースの公算が高いし差し馬が狙い目かもしれんね。血統ではキングマンボやノーザンダンサー系、ディープの血も目立つ。

ヒンドゥタイムズは小回り中距離戦は合う条件やし脚質的にも今の馬場は悪くない。ただ今のカオスな馬場で1番人気馬に本命を打つのはどうかなって気もするから人気次第かな。レッドランメルトは前走は内有利な馬場を外枠から終始外目を回しながらの0秒3差6着なら悪くはない。ただレースレベル自体は高くなかったしこれまでに重賞で人気になるほどのパフォーマンスを出したかも疑問。先行脚質でもあるし少なくとも本命は打ちたくない。ウイングレイテストは前走は馬場や展開に恵まれたし戦績からもコーナー4つのコースでの実績が乏しい。イメージほど器用なタイプではなさそう。これも先行馬で前走逃げたのも気になる。カテドラルは使えるあsに限界のあるタイプやから上がりのかかりやすい小倉自体は合ってると思うけど結果が出るのがどうしても夏場に偏ってるのは気になる。野芝オンリーの馬場が合うからやとしたら今の冬枯れの馬場では信用しにくいんかなと。レッドベルオーブはここ数戦を見るともう抑えるのを諦めたというか腹をくくったみたいやね。高速馬場巧者やし今の馬場では流石に厳しいとは思うけどジョッキーたちの意識が後ろに行き過ぎて気付いたら手遅れやったってシナリオは考えられるかなと。元々の能力値は高い馬だけにね。穴っぽいところではまずダンディズム。長めの距離でも後ろからの競馬をしてた馬やから追走も厳しいと思った前走はむしろいつもより位置を取れてたし締まった流れを早めに押し上げたことを考えれば強い内容。使い詰めやけどタフな消耗戦になるようなら面白い。あとはロングラン。前走は今回人気になりそうなウイングレイテストと同斤でタイム差なし。今回1キロ軽いことや差し馬向きの展開になりそうなことを考えれば馬券的に美味しいのはこっち。あとはホウオウエミーズやバジオウあたりを挙げときます。