nicotama

ストレス解消法②

日記


「ストレス軽減ノウハウ」

1.ストレスってなに?
気づき方や対処法について、わかりやすく紹介します

技術革新は私たちの生活を豊かにしましたが、一方で、OA化、IT化などの急速な進展は、多くの人にとってすぐにはなじむことができず、ストレス要因ともなりました。私たちの周囲で起こるすべての出来事は、私たちにとってストレスとなります。そのストレスが大きくなり、また長期間継続することで、私たちの体の適応限界を超え、結果としてストレス関連疾患という心身の不調状態が発生することになります。
ストレスは、私たちが生きていく上で避けることのできないものですが、うまく対応することができれば成長にもつながります。ストレスに気づき、ストレスに対処することができれば、また、多くの人の支援を受けて適切に対応することできれば、人生を豊かに送ることができます。
 もし、ストレスに押しつぶされそうになったら、専門家にいち早く相談して、大事に至らないようにすることが大切です。人生のスパイスであるストレスを自分自身でコントロールする術を身に着けることが、現代社会で求められているのです。

2.ストレスからくる病

*メンタルヘルス不調

私たちは日常生活でストレッサーを経験すると、そのストレッサーを解決したり、ストレッサーによる悪影響(ストレス反応)を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といいます。ストレス対処が適切になされている場合は、心理面、身体面、行動面のストレス反応は次第に低下していきます。

 しかし、対処能力を上回るほどのストレッサーを経験したり、ストレッサーが長期間続いたりするとストレス反応も慢性化していきます。ストレス反応が慢性化すると、まず活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずに慢性化すると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

 以下のような症状が2週間以上続く場合には、「うつ」が疑われますので、専門家(精神科、心療内科)に早めに相談することをおすすめします。

・気分の落ち込み、憂うつな気分
・趣味などが楽しめない
・体重の減少または増加、食欲の減少または増加
・寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、どれだけ寝ても眠気がとれない
・気持ちが焦るイライラしやすい
・疲れやすい
・価値のない人間だと思う、周りに対して申し訳なく思う
・思考力や集中力が低下する、決断が難しい
・いっそのこと消えてなくなりたいと思う

*ストレス関連疾患(心身症)

ストレス反応が改善されずに慢性化していくと、メンタルヘルス面での疾患だけでなく、身体面での疾患に至ることがあります。表1は、ストレスに関連していると考えられている疾患(心身症)のうち、代表的なものを示したものです。この表を見ると、普段見たり聞いたりするさまざまな疾患がストレスに関係していることが分かります。

 しかし、これらの疾患の原因がすべてストレスによるわけではありません。たとえば同じ高血圧でも、ストレスによる場合とそうでない場合とがあります。両者の違いは、疾患の発症や経過にストレスが関係しているかどうか、という点にあります。もしこれらの疾患にストレスが関係していると判断される場合には、体の治療とともに、ストレス状態の改善についても考慮する必要があります。たとえば、ストレッサーに対する対処方法(コーピング)の工夫は、疾患の改善にとって有効な方法の1つとなります。

表1 ストレス関連疾患(心身症)

部位 主な症状
呼吸器系 気管支喘息,過喚起症候群
循環器系 本態性高血圧症,冠動脈疾患(狭心症,心筋梗塞)
消化器系 胃・十二指腸潰瘍,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎,心因性嘔吐
内分泌・代謝系 単純性肥満症,糖尿病
神経・筋肉系 筋収縮性頭痛,痙性斜頚,書痙
皮膚科領域 慢性蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,円形脱毛症
整形外科領域 慢性関節リウマチ,腰痛症
泌尿・生殖器系 夜尿症,心因性インポテンス
眼科領域 眼精疲労,本態性眼瞼痙攣
耳鼻咽喉科領域 メニエール病
歯科・口腔外科領域 顎関節症

3.ストレスへの気づき

ストレスは、誰しも多かれ少なかれ自覚しているものです。ストレスを過度にためず、適度なストレスとうまくつきあっていくコツのひとつは、「自分のストレスに気づく」ことです。ここでは、ストレスへの気づきのポイントについて大きく2つご紹介します。

 まず1つ目は、こころの不調としてのストレスサインへの気づきです。「最近よく眠れないなぁ」、「イライラすることが多くなってきたなぁ」というのは、こころの不調としてのストレスサインのひとつです。このようなサインを放っておくと、ストレス性の疾患など治療が必要なレベルに移行する可能性もあります。サインに気づいたときは、早めに相談する、対処するなどの対応をとることが大切です。

 こころの不調としてのストレスサインの主なものは以下のとおりです。以下のような症状が2週間以上続く場合は「うつ」が疑われますので、専門家(精神科、心療内科)に早めに相談することをおすすめします。

《こころの面》

1.悲しみ、憂うつ感
2.不安感、イライラ感、緊張感
3.無力感、やる気が出ない

《体の面》

1.食欲がなくなる、やせてきた
2.寝つきが悪い、朝早く目が覚める
3.動悸がする、血圧が上がる、手や足の裏に汗をかく

《行動の面》

1.消極的になる、周囲との交流をさけるようになる
2.飲酒、喫煙量がふえる
3.身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない

続いて2つ目です。こころの不調には、そのきっかけとなる出来事やストレスの原因が背後に潜んでいることがあります。そのようなきっかけや出来事が複数重なった場合や、長く続いた場合など、こころの不調につながることがあります。ストレスの原因となりうる要因として、自分がどのような出来事を体験しているのかに気づくことは、とても大切なことです。
 以下に、ストレスの原因になりやすい出来事の例をいくつか示します。気になる場合は、家族や、職場の上司や同僚、産業保健スタッフなど、相談しやすい人に相談してみるのもよいでしょう。

《生活上の出来事》

1.自分や家族の誰かが病気・怪我・災害などの被災体験をした。
2.子どもの進学、夫婦や親子の不和など、家庭内の人間関係に問題があった。
3.ローンや借金、収入の減少などの金銭問題があった。
4.引越しや騒音などの住環境の変化があった。

《職場での出来事》

1.仕事での失敗やミスがあり、責任を問われた。
2.仕事の量や質、勤務時間などが変化した。
3.上司や同僚、部下などと人間関係でのトラブルがあった。
4.昇進や配置転換、転勤など役割、身分の変化があった。



































#日記広場:日記

  • しずか

    しずか

    2026/03/19 03:12:33

    以前にも聞きましたが、それでもこれだけの情報量は驚愕します。

    「ストレス解消法」でも科学・医学的に(恐らく正しいと思われる)情報と疑似科学系も合わせると膨大な情報が有ると思いますが、それを取捨選択して、信用できる様々な情報を順序だててニコッとタウンの日記(3000文字制限等)に合わせて整理して投稿する・・・
    その情報量と正確性はその辺で売っている内容の薄っぺらいものと違って、ホントに書籍化できそうと思ってます。
    (流石に書籍化は著作権にひっかかるかな?)

  • nicotama

    nicotama

    2026/03/18 23:01:02

    > しずかさん
    だから~、資料っていうか、ネットそのまま引用したりしてます(;^ω^)文章力は有名な先生とかのですよ☆

  • しずか

    しずか

    2026/03/18 12:47:52

    あっという間に・・・すごい文章力です!
    いつもびっくりさせられます。