安寿の極楽入院日記 その2 ☆\(ーーメ)
2013年4月2日 入院2日目
6:00 天気は雨。
ナースの○○さんが起こしに来て、いつもの内服薬を飲み、グリセリン浣腸。
すぐにトイレと洗面。
今日は一日食止めなので、歯磨きも食後まで待つ必要はない。
だから、洗面と一緒に歯も磨いてしまう。
体温、体重、血圧の測定は、
ナースステーション前の検査機器で自分で行って、一覧表に記入する。
相変わらず、血圧低め。上が100を越えない。
体重は順調に減っている。よしよし。
8:00 親戚に電話を掛けて、叔父さんの香典を立て替えてもらう。
8:15 今日の担当ナースは××さん。
まずは処置室で左腕に血管確保、
つまり点滴をいつでも繋げられるようにする。
次に自室で検査着に着替える。
下着を全部脱いで…
ふーん、T字帯… ふんどし… びみょ~な付け心地 ☆\(ーーメ)
その上に、てるてる坊主のような検査着を着て、
髪の毛が落ちないようにキャップを被る。
おおお~、しっかり手術の態勢だ。 ☆\(ーーメ) 当たり前じゃ
今日は行う検査は肝生検、
つまり肝臓の細胞を採取する検査。
なので、これだけ大掛かりであり、
だからまた、この検査は入院しないとできない。
検査後は安静にしていなくてはならないので、
この記録は一旦ここまで。
16:00 安静解除。体温36.6℃ 血圧89/60(少し低い) 脈拍55。
検査終了して、病棟に帰ってきたのが10時。
そこから6時間はベットで仰向け、あるいは右を下にして絶対安静。
肝臓から細胞を採っているので、そこからの出血を防ぐため。
なので、16時で安静解除となり、べットから起き上がって、トイレに行って良し。
以前は、24時間安静だったので、この点はずいぶん改善されている。
まず検査着からスウェットに着替える…が、
左腕から点滴の管が伸びているので、
点滴を先に袖の中に通さなくてはならない。
結構、面倒。
そして、トイレ。
今打っている点滴は止血剤入りの黄色い点滴なので、
その色が尿にも出てきて、妙に黄色い。
止血剤入りの点滴と普通の点滴の合計2本が、
今日の私のエネルギー源。
安静にしている間、叔母から電話があったようなので、
返信の電話を掛けようとディルームに出かける。
そうしたらナースが慌てて飛んできて、
トイレに行くのは良いけれど、まだ歩き回っちゃダメなんだそう。
ということで、生まれて初めて車椅子に乗って、ディルームに移動する。
おおお~、なんか面白い。 ☆\(ーーメ)
叔母の電話は、要は私へのお見舞いと亡くなった叔父さんのこと。
病室に戻って、ベットの上に座り、
さて、今回の検査を忘れないうちに記録しておこう。
8:30 検査着の姿でストレッチャーに乗り、肩に安静剤を注射して、病室を出発。
いつも思うんだけど、ストレッチャーはジェットコースターに乗っているようで楽しい。
天井を見ながら移動することは、普段の生活では、まずない。
天井がぐんぐん流れていくので、結構スピード感がある。
そして、エレベーターにストレッチャーごと乗り込むのだけど、
これがまたオーブントースターにスライドして入っていくかのような感じで
結構面白い。
チーン♪ はい、焼き上がり~ ☆\(ーーメ)
手術室に入る。
手術室のナースが、病棟のナースの持ってきた書類を事細かに確認。
そして、私に名前を尋ね、何の検査をするのか尋ねる。
間違って別の人に別の手術を行ってしまうのを避けるため。
そして、ストレッチャーから検査台の方に、
ずりずりとずれるようにして移り、
検査を開始するための準備が始まる。
点滴がつながれ、酸素チューブが鼻の前に。
でも、私は上を向いているし、胸の上にカーテン状のものが下がっているので、
お腹の方は見えない。
検査する先生は、主治医ではなく、
病棟の担当医と肝臓科の顔なじみの先生。
肝臓科の顔なじみの先生が、
「覚えてる~?」と言うから、「覚えてますよ~」と答える。
用意が出来たところで、お腹全体を消毒。
2回ぐらい、ジャブジャブという感じで消毒する。
そして、麻酔の注射をおへその横に。
この注射が結構痛い。
皮膚への麻酔と腹膜への麻酔を、それぞれ分けて打つ。
麻酔の注射が痛くないように、
麻酔の注射の前に打つ麻酔の注射というのは、ないんだろうか? ☆\(ーーメ)
注射が終わったら、メスで皮膚を切る。
もちろん、私には見えない。
何かが触って、皮膚が引っ張られている感じはするけど、
切ってるのかしら?
たぶん切っているのよね…
そして次に、腹腔鏡という棒の先にレンズが付いたような検査器具を
お腹の中に差し込むというより、突き刺す。
「はい、大きく息を吸って、お腹を膨らませて、そのまま息を止めてます!」
そして、息を止めている時、検査医がエイッと体重を掛ける感じで…
ブスッ! ぐえぇぇぇぇ~
果たして安寿の運命や如何に!
次回、乞うご期待!! ☆\(ーーメ)
安寿
2013/04/13 23:25:52
>あがたさん
返事が遅くなって済みません。
ドラマでは、
ストレッチャーで運ばれていく患者の横で、
「しっかりして」「○○さん!○○さん!」と
叫んでいる人が大抵いるのですが、
私の場合、
「おおお~、早くて、かっこいぃー」と
自分で看護師さんに話しかけながら
手術室に運ばれていったのでした。 ☆\(ーーメ)
安寿
2013/04/13 23:19:12
>ビスコさん
返事が遅くなって済みません。
部分麻酔も、本当にお腹のごく一部だけ。
ですから、お腹のなかをぐるぐる掻き回されている感触があります。
肝臓は沈黙の臓器だから、
生検針で刺されても痛くないんだけど、
ベッドに身体をピン留めされているような苦しさはありますね。
安寿
2013/04/13 23:13:42
>pojoさん
返事が遅くなって済みません。
痛さはないんですが、
息苦しくて、お腹をかき回されている感じがして、
決して楽ではありません。
でも、出産よりは楽かも知れません。 ☆\(ーーメ) 未経験者のくせに
安寿
2013/04/13 23:09:24
>うとうとさん
返事が遅くなって済みません。
ほらほら、もっと恐い物を見ることになるよ~ん ☆\(ーーメ) やめんかい
あがた
2013/04/10 17:22:43
ストレッチャーのったことないです。。。。
余裕、ありますね。すごい!
ビスコ
2013/04/07 13:11:14
ビログ広場からおあ邪魔します。部分麻酔での検査ですね?部分麻酔だと やはりわかっちゃうんですね^^お大事に
pojjo
2013/04/06 18:48:16
初めまして、広場から参りました。
うわー、意識あるなかので手術、面白そう。興味しんしん^^;
けど、先生の姿は見えないんですよね。
うとうと
2013/04/06 15:47:03
きゃぁぁ~~~やめて~~~
両手で目を覆う・・が、中指と人差し指の間から僅かに開いている。
予告編はないのかぁ~~スイッチオフ!